2003/10/05

MSI Pro266 Master−R
マザーボード
主な特徴
VIA apollo pro266チップセットを搭載したソケット370マザーです。
DDRソケットとSDRソケットがありますので乗り換えには最適でした。
また、オンボードサウンド、オンボードREID搭載、6ポートUSBサポートです。
CPUは、1.1GMhzまでのカッパーマインコアCPU。
値段2,680円。

ジャンク症状
中古パソコンショップで2680円で売っていたのですが、動作品ジャンク
でした。店員さんに話しを聞いてみると、CPU周りのケミコンが吹きかけている
が、動作確認で3日間は動いたから、動作ジャンクだそうです。
今は動いていても近いウチにはくたばりますので交換します。
修理費用
30円
修理時間45分
ハンダコテ余熱時間含む
症状確認

↑これです。吹いた後があります(^_^;)
修理開始!
今回の目標は、写真右から2本目のデカイケミコンです。これを同じ耐圧、容量に交換します。
CPU周りは、CPUの熱で高温になりますので、このマザボの発売時期から考えても熱による劣化だと思います。
無線屋で、1個30円で代替え品を買ってきました。

摘出成功!
さあ、ケミコン君を撤去します。
やることは、メモリを交換するのと大差ないのですが、この部品はソケットで常時脱着可能にはなっていず、ハンダコテではずします。道具は、ハンダコテ40W、ハンダ吸い取り線、ハンダ、などが必要です。
ハンダコテについては、最初30Wのコテでチャレンジしましたが、巨大ケミコンにどんどん熱を奪われてハンダが解けませんでしたので40Wに変更しました。マザボは、多層基盤になっており基盤に厚みがあるので抜き取る時には、コツを要します。
細かいパターンが周りにたくさんありますから気をつけてくださいね。
切ると、余計な仕事がふえますし、場合によっては修復不能です。

6.3V4700μF
カロンコローン、ピノコ! あとは縫合だ!
新品電解コンデンサーと交換終了です。あっ極性気をつけてくださいね。
新しいのは、コンパクトサイズではなく一回り巨大になってしまいましたが、
メーカ違いで同じ耐圧、容量です。
みかけなど気にしません。正常に動けばOK!
この後、ヤフオクでセレロン1.1GHzを4,580円で購入。
現在のシステムと入れ換えWINXpで正常動作を確認しました。
8,000円程度で1GオーバーPCに変身しました。
はずしたシステムも売ると5,000円にはなりますから
ジャンク品を復活させるとかなりの節約になりますね♪
修理成功!
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