2004/02/24UP

SONY VAIO PCG-C1
ノートパソコン

再インスト中。。
主な特徴
SONY vaioノートです。
今回修理したモノは無印のC1型です。
スペック
CPU P2 233Mhz
MEM 64M
HDD 3.2G
21万画素カメラ(ドライバがないのでまだ使えない)
1024×480液晶(かなり美しい)
USB/外部モニター/PCカード/内蔵モデム


ジャンク症状
某中古ハードチェーン店で入手。
『電源入りません』
付属品なし
外観には落下した痕跡アリ
モデムソケット付近が多少破損している。
1万円。

修理費用
約3,000円
IBMの2.5HDDと交換。
修理時間45分程度再インスト時間含まない。

症状確認
電源入らず。
モデムコネクタに引っかけての落下バイオと外観から認定しました。
この時点での考えられる故障ポイントは。。
☆落下による衝撃で内部コネクタ(フレキ)がはずれた。
☆基盤がヒビ割れなどの破損。
☆ハンダ部分にクラックが入って接触不良。
☆同上の理由での部品の破損、脱落、ハンダ不良。
まずは、このぐらいが考えられます。

修理開始!
まずは、バイオお約束の封印シールも無視して裏面のネジをはずす。
ちなみに、今回の修理は難易度が高いので自信がない方は壊しても良いことを前提にトライしてください。

写真↑は、キーボードをはずしたところです。左右のCtrlキーの所にツメがあるので
そっとはずします。はすすと、フレキシブルケーブルがマザーボードに接続されているので、コネクタのストッパーをはずしてから引き抜きます。
つぎに、液晶へのコネクターとカメラのコネクターなどをはずして、上部の
フレームをはずすと、マザボが露出します。
あとは、簡単ですが、マザボは繊細な配線がされていますので、傷を付けないようにとりだします。HDDCPUクーラーなど、部品を撤去してマザー基盤をじっくり観察します。
うーん、特に異常はないような。。
あっ
ひっくり返したりして、眺めていると、モデムコネクター付近の
基盤部分から、大きめのチップコンデンサーらしき部品が
落ちました。これだ!落下したときに、しなりにたえきれずにはずれた模様。
さらに、周囲を注視するも異常はありませんでした。

ハンダコテを準備してっと。ハンダ付けで直しました。
次回更新、テストで問題発生!?
さて、組立て完了後はテストです。
アダプタからの電源ケーブルを差し込みスイッチON!
あれ?
スイッチON!
あれ?

電源がONになりません^_^;

うん?さては、内蔵バッテリーが切れると
電源が入らないタイプのマザーかな?

SONYのVAIOサイトを見ると、ちゃんと対策も載っていました。

■電源を抜いてから、本体の裏面にあるリセットを
尖ったピンで刺す。

これは、CDドライブに付属してくるトレー強制排出用の
ピンが丁度いい具合でした。

■電源につないでしばらく放置。

テスタで内蔵電池の電圧を計測すると、
3.8V程度でした。
電源につなぐと、少しづつ電圧が上がってきました(^^ゞ

数時間後

スイッチON!

チャラーン! SONYロゴ出ました!

復活!

この後は、WIN98のインストールで完了です。

各種ドライバーは、SONYサイトにあるのですが
カメラのドライバだけは、ユーティリティーディスクがないと
ダメみたいです。
修理成功!
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